俺の部屋のあまりの汚さに、本日母親の手入れが入った。いつもは断固拒否していたものの、こうなってみると親のありがたさが身にしみる。
きちんと片付けられたわけではなく、ものをまとめて端っこにおしやって掃除機をかけただけなのだが、それでも相当きれいに見えるものだ。
そして埋もれていた数々のアイテムが地表に現れてきた。
「アフタヌーン」2000年7月号、女神さまの全員応募サービスをもらうためだけに買ったのだろう。「逮捕しちゃうぞ」の映画のCMが載っている。木尾士目は「五年生」を描いており、まだ「げんしけん」もない。全体的に80年代臭のするマイナー一直線の雑誌で、これがどうしてアニオタ向けのマンガばかりを増やしたのか、ここから読み取ることは難しい。
「奇笑天傑物語」、買ったのは21世紀になってからだが、発行は1996年。エニックス全盛期の、今はなきギャグ王に連載されていたマンガである。最近見なかったが、地層の奥に眠っていたらしい。
「コミックRIN」、原付から借りパク状態になっている、口リ系エ口マンガ雑誌。
……なんでこれが本棚の最前列に平積みにされているのか。人目に触れないよう、そっと埋めておいたはず…
おかーさん、ちょっと聞きたいことがあるんですけど!(もちろん聞けないんですけど!)