8時40分頃に家を出て(遅刻確定)、いつものごとく道の途中で行く気がなくなり、コンビニで今日発売の雑誌を5冊読み、ゲオで華麗なる食卓を読み漁り、大学についたのは12時もまわっていた頃だった。
俺の顔を見た友人の第一声は「オマエ留年したいの?」だった。
本日午前中の小児外科の講義は全部で4回しかなく、そのうちの半分をサボったわけだ。そして残る2回は先週あったのだが、そのうちの1回は休講だった。だから現在出席率は1/3。そして出席が50%ないと単位くれないらしい。
留 年 確 定!!!
「局長留年だってよ」
「マジで?可哀想だけど自業自得だな」
「明日から俺のことは先輩って呼べよ」
友人一同の暖かい励ましにより、半分冗談としか思っていなかったのに本気でやばい気がして、私は刻の涙を見た。
しかしそれとは別な優しい心友が、
「休講の1回分は全員出席扱いなんじゃないですか?」
という希望を持てる意見を言ってくれたので、私は地獄に仏を見た。
放課後、学務に行って小児外科の医局の電話番号を聞き、恐る恐る電話したところ、まさに最後の彼の言ったとおり、休講は全員出席扱いになるらしい。
留 年 回 避!!!
あぁ、超慌てたぜ。
「留年したら1年間中華料理屋でバイトしようかな」とか、本気でプランを立ててしまった俺もバカ極まれり。とにかく、もう講義はサボらない!