明日が消化器内視鏡の専門医試験なので、夕食後別室で勉強中。
別室に移動したメインの理由はこれなんだけど、サブの理由は「ドラえもん のび太の新恐竜」がやってるから。
映画館で見て、ここまでドラえもんじゃない映画は見たことがなかった。新宝島と同じ脚本家だということだったが、彼はおそらくドラえもんの単行本を読んだことがないのだろうと思った。はっきり言って虫唾が走る。もう見たくない。
のび太が何の努力もなく恐竜の卵を手に入れることも、出来ないことを無理にやらせようとすることもおかしい。恐竜の大絶滅をはっきり回避させようとするドラえもんとタイムパトロールもおかしい。
決して元の「ドラえもん のび太の恐竜」がいい映画だとは思っていないけれど(昔赤川次郎が映画評論でボロクソに貶してたのを読んだ)、所々に昔の小ネタを挟まれるのも心底イラッとさせられた。
(「のび太の恐竜」は、タイムマシンが時間移動と空間移動を兼ねたスーパーマシンなんだよということを認識させるための、極めてSF的な話なんじゃないかなと勝手に認識してます。面白いかどうかは置いといてかっ
今年は宇宙小戦争の焼き直しなので安心して見られることを期待しています。
新しいドラえもんの映画の中で最高傑作は「鉄人兵団」だと思っていますが、原作リスペクトが最も強いのは「月面探査記」、最近で一番面白かったのは「南極カチコチ大冒険」、ドラえもんの世界を一番上手に使っていると思ったのが「秘密道具ミュージアム」でした。