旧盆はススキを飾って、衣かつぎ(サトイモ)と団子を食べるらしい。中秋の名月だから飲むのではなく、旧盆だから飲み会が開かれているのだった。
ばあちゃんの家にはいつもどおり食べ物がいっぱいあり、10時半過ぎに父と妹が合流してからはさらに品数が増えた。awoの家で飲むときは、料理の品数は「人数+1」くらいで考えて作っているが、それよりはるかに多かったことだけは記しておく。
途中まではばあちゃんと2人だったので、細木数子を見ながら酒を飲んでいた。後で妹に言ったらバカにされたが、それはそれで楽しかったんだよ?
ばあちゃんは流石に長く生きているだけあって、これも年の功って言うのかな?話題は尽きることもなく、今まで聞いたことのある話もあったけれど、他にもいくつか面白い話が聞けた。
・若い頃の占いの話
・17号室に新しく入った人の話
あたりが初めて聞く話だった。前者は心霊的で面白いし、後者は医学部の連中に話せばそこそこウケるだろう。
いつも飲むと「早く死にたい」と言って泣く祖母が、今日は「死ぬまで生きる」と言ってくれたのが、孫としては嬉しかった。
父親がトイレに携帯を落としてしまい、新しいのに変えた。
「携帯新しくしてもらえない中学生みたい」と言ったら「わざとじゃないし」とフテくされて答えた。そりゃわざとだったら困るよ。